
価格: 3,790円
マーベラスエンターテイメント
発売日:2008/02/28
本が主役?
これは赤川次郎作の「殺人を呼んだ本」が基になっているゲームです。怪しい洋館に住み
込みで本の整理をする主人公三記子(とっても男らしい)と好男(頼りない)と田所さん
(大人)の会話が楽しくてついつい忘れてしまいますがミステリーホラーです。
私はPSで1しかしていないので2に関しては確かなことはいえませんが、第3話をやった後の
爽快な気分は今も忘れられません。今回はDSでどちらも出来るので楽しみです。
内容はかまいたちの夜よりは弟切草に近いような気がします。ですが、会話は赤川小説的
な明るさが感じられます。音楽は神秘的でリアル、地下室の階段を下りる音はほんとドキ
ドキします。
ミステリというより
ホラーよりのサウンドノベルといったほうがいいかもしれません。かまいたちの夜のよう
なミステリ(ミステリといえない部分もありますが)を求められている方はあまり期待し
ない方が良いです。
寝る前に布団の中でどきどきしたい人にお勧めです(笑)
ショパンの夜想曲第2番
といえば名前を聞いてピンとこない人でも、
実際聞くと『あー、コレ聞いたことがある!』とわかるはず。
この、どこか不思議と神秘的な曲に合わせて物語は進みます。
主人公は男女から選べ、それに合わせて
パートナー+もう一人の重要キャラ(田所さん)の性別も変わります。
【つまり主人公が男性→パートナーと田所さんは女性になります。その逆も然り。】
どちらを選択しても主人公とパートナーは赤川作品に特徴的な
「勝ち気で行動的、現実的なのにどこか夢見がちな女性」と
「女の子の尻に敷かれがち、優しいけどどこか頼りない男性」の組み合わせとなり、
平時の会話はまるで夫婦漫才のようで思わず笑ってしまいます。
また男女どちらに設定しても田所さんの大人の魅力がたっぷり感じられます。
正式に田所さんEND追加されないかな。
ゲーム進行は基本的に選択肢を選んで進めていく方式です。
DSならではの画面をタッチして謎に挑む場面もあるでしょう。
PSでプレイしたとき派手に選択肢を間違って開始まもなくENDを迎えた覚えが…
あきらかに「それ選んじゃまずいだろ!?」というぶっ飛んだ選択肢があるのですが、
選んだときの反応が面白いのでついつい選んでしまうという。
ゲームはいくつかの章に区切られている構成です。
ENDは章ごとにPS版でも平均して10個位ありました。
前述のぶっ飛んだ選択肢を選んだときの唐突なEND、
謎解きに失敗してEND【結構怖い】
一部未解決な謎が残ってしまうEND…
ある程度完全な謎解きをしないと次章に進めないシステムになっています。
ENDを全部集めようとすると相当な時間がかかり、やりこみ要素も盛り沢山。
というよりすべての真相を明らかにするためには繰り返しのプレイが必須です。
特定選択肢の組み合わせで辿りつく隠しルートなんてのもありました。
まるで脈絡のない展開ですがそれが楽しい。
全体的な雰囲気…BGMはもちろん効果音が素晴らしいです。
誰かの足音がだんだん近づいてくる感じ、古い扉を空けるときの軋んだ音、叫び声…
じわじわと恐怖感が盛りたてられます。
映像も思わずどきりとするような唐突さで切り替わったり。
正直怖い。でもそれ以上に、どこか惹きつけられるお話です。
ゲームの原作は赤川次郎さんの「殺人を呼んだ本」で、
主人公は三記子という女の子でした。
こちらもなかなか読み応えあります。
公式サイトは発売日までに少しずつ更新され、謎が仕掛けられていくそうです。
ノクターンとあの【若干トラウマになった】絵も見られますよ。
今回PSで1と2に分かれていた作品を今回一つのソフトで味わえるとのこと。
今でも曲を聴くと必ずこのゲームを思い出します。それほど印象深い作品でした。
この機会に未プレイの方・既にPS版をプレイされた方も是非!






